今年芥川賞を取った本を読んでみた。作者は綿矢りさ。髪が黒い方で、現役大学生。
ネタバレしてもおもしろくないので、軽く説明すると、主人公は女で友達なんていないに等しい。そして準主役はアイドルヲタの男、にな川。彼も友達なんていない。そんな二人があるきっかけで少しずつ親しくなるってな感じかな。微妙だけど。本当にこれが芥川賞取れたの?って驚いてしまった。物語は高校が舞台なので特に難解な部分もなく、さらさらと読めてしまって、え!?これだけで終わり?って感じになってしまった。別につまらない訳ではないがこれといって特質すべき点もなかったような気がする。でもこれを19才の女性が書けるってのはすごいことなのかも。興味があれば読んでみては?簡単ですぐ読み終わってしまったので、本が嫌いな人でも楽勝だろう。次はピアスの方を読んでみたくなった。現代型の本ならすらすら読めるからいい。今も読んでいる途中なのだが、森鴎外の本なんてかなりわかりづらい。やたらと英語やらドイツ語やらフランス語を混ぜてくるので、いちいち後ろの注釈を見なくてはならないので面倒だ。関係ないけどビル・ゲイツは休日には本を大量に抱え込んで自室で読書にふけるらしい。